餃子の包福と新宿御苑

餃子の包福
12月15日、私と妻は新宿三丁目で親と合流し餃子を食べた。お店は「餃子の包福」だ。このお店は中目黒にもある餃子屋さんで、私が中目黒に住んでいた時もしばしば通っていた。おいしい餃子をリーズナブルな価格で食べれる、人気があるのも納得できる。餃子はもちろんだが、私はゴボウの揚げ物が特にオススメの一品である。

都会のオアシス〜新宿御苑〜
餃子はたらふく食べて満腹になった我々一行は都会のオアシスに向かった。そう、新宿御苑だ。東京の中心地にこれだけ広大な自然地帯があるのはとても驚きである。
新宿御苑は500円を支払わなけらば入園できないので、人の数もそんなに多くなくとても落ち着いた雰囲気があり魅力的だ。

あたり一面、イチョウの葉が落ちていて何だか綺麗だった。

入園して、まずは植物園に向かった。温室だ。

ありとあらゆる植物が存在していてとても面白かった。が同時に、これだけ植物が生い茂った環境なのに虫が一匹たりともいないのはなぜだろうという、あまり深掘りしてはいけないと本能的に感じるような疑念を終始感じていた。
とにかくたくさんの花や果実や樹々を写真に納めたのでその一部をここに掲載させていただこう。
温室を出た私たちは御苑内をブラブラと歩いた。カリンの実が成っていたり、日本庭園があったり、いい感じの池があったり、木々が紅葉していたりしていてナイスだった。  

私の母は御苑内から終始見えていた下の写真のタワーが何か気になっていた。その場でスマホで調べるとこれはドコモのタワーであることが分かった。それを知った母はこんな立派なビルを所有できるのであれば、もっと毎月の携帯料金を安くしてほしいと文句を言っていた。

新宿はカフェ不足???
御苑を出た我々はコーヒーでも飲もうと、カフェを探した。歩けばすぐにたくさんのカフェが目に入るのだがどこもかしこもお客さんでいっぱいであり、なかなか4人が入れる場所が見つからなかった。15分ほどさまよっただろうか。「coffee fragile」というカフェを見つけ、ちょうど4人席が空いていた。店内はたくさんのレコードやミュージシャンのポスターが飾られておりかなりお洒落だった。新宿で二番目に美味しいと謳われていたガトーショコラを全員頼んだ。確かにとても濃厚で美味しかった。コーヒーも良かった。コーヒーにはルマンドが付いており、ルマンド好きの妻が喜んでいた。

武蔵小杉の焼き鳥屋『すみれ』と外苑いちょう並木のシェイクシャック

焼き鳥屋『すみれ』

すみれ』という名前の焼き鳥屋チェーンをご存知だろうか。鳥取県の大山(だいせん)という山で育てられた大山どりを専門とした焼き鳥屋さんである。島根県安来市に住んでいた私からすると、鳥取の大山は特別な山だ。県は違えど私の街から大きく大山が見え、いわば私たち安来市民の心のふるさとである。私の出身中学校である安来市立第一中学校の校歌も『東(ひんがし)に、大山そびゆ~』という歌詞から始まるのだ。そんな大山で育てられた大山どりを扱う『すみれ』が私の住む武蔵小杉に居を構えている。
私は妻としばしばそのお店に行く。数か月に一回程度の頻度だろうか。特別美味しいわけではないが、リーズナブルな値段でそれに見合ったお味である。12月2日の月曜日、仕事終わりの私たちは武蔵小杉の駅で合流し、久々にすみれを訪れた。大山どりのから揚げがとても美味しくてびっくりした。あれ、すみれってこんなに美味しかったっけ?と思って満足した。

ハンバーガー屋『シェイクシャック』

シェイクシャックはニューヨーク発祥のファストフード店である。いわゆるワンランク上のマクドナルドやモスバーガーのようなものを想像していただければよいだろう。私がはじめてシェイクシャックに行ったのは社会人一年目に会社の研修でニューヨークに行ったときだ。滞在していたホテルに隣接していたこともあって研修中は毎日のように行っていた。妻がニューヨークに来た際にも一緒に行った。その時は注文を妻が英語でしてくれたのだが、『チーズ』という単語を店員が聞き取ることができなかった。妻にとっても思い出深いお店だ。
そんなシェイクシャックが日本にもいくつかあり、先日、青山の外苑いちょう並木にある店舗に行った。いちょうが綺麗に色づいていたこともあり、かなり人が多く、30分ほど待ったが、いつも通り美味しいシェイクシャックを味わった。

シェイクシャックでお腹いっぱいになった私たちは、そこからすぐ近くの神宮のバッティングセンターに行った。妻のバットのスイングは驚くほどゆっくりであったが、それでも何度かボールに当たっていた。 

バッティングセンターから原宿の方へ歩いている最中に、新しい国立競技場や不思議な建物があって素晴らしい散歩道であった。

皇居に大嘗宮を観に行った

12月1日、妻と妻のご両親と4人で皇居を訪れた。期間限定で一般公開されていた大嘗宮(だいじょうきゅう)を観るためだ。
前日のニュースで混雑な様子が放送されていたので、その日は朝一で向かうことにした。日比谷駅に8時半頃に集合し、皇居へ向かった。前日の雨模様とは打って変わって朝からいい天気となった。

皇居に到着するとすでに長蛇の列が。

手荷物検査の場所もこの混雑。ディズニーランドを彷彿させる恐るべし、大嘗宮の人気っぷり。

列に並んでる所から、私たちが挙式を挙げたパレスホテルのチャペルが見えた。今日も素敵である。

手荷物検査とボディチェックを抜けて皇居の門へ。どうやら坂下門というらしい。門の内側にはお洒落な照明。細かい所にも手が掛けられている、それが皇居だ。

 

門をくぐるとまずは目に入るのが宮内庁の庁舎。シンメトリーな素敵な建物でどごか東京駅を思い起こさせた。

皇居は自然豊かで綺麗だが、その日は紅葉も手伝って特に綺麗に感じた。


皇居内をしばらく歩くと大嘗宮が近づいてきた。お母さん曰く、日本中のエース級の宮大工が集められて大嘗宮が造られてらしい。尊い建物である。

木材の温かみや美しさが前面に強く出ている、そんな印象を受けた。素晴らしい建築物だ。

これは桃華楽堂という音楽堂である。変わったデザインだ。

それにしても、あちらこちらで木々が紅葉している。ビューティフル。

初めて知ったのだが、皇居には「都道府県の木」が県ごとに植えられている。島根県のクロマツもきちんとあった。というか島根の木はクロマツだったんだ…勉強になった。

京都のような竹林もある。皇居って最強だ。

趣きのある街灯。いつの時代からあるんだろうか。かっこいい。

大満足の皇居を出るとそこはすぐに大都会東京である。
パレスホテルも目の前に。

ランチは銀座にある行きつけのお店「天龍」へ行く予定だったが、開店の時間までまだ少し時間があったので、途中のカフェでラテをご馳走になったり、私の頭皮のクリニックが入っているビルのロビーにあるクリスマスツリーを観た。

天龍は11時30分オープンだったのだが、11時20分ごろに到着した際にはすでに長蛇の列ができていてビックリした。何とかスムーズに店内に入ることができた。お店では先日61歳を迎えたお父さんの誕生日をお祝いさせていただいた。
料理の方も相変わらず美味しくて良かった。お父さん、お誕生日おめでとうございます!

 

その日は夕方には家に帰って来た。リビングのソファから見えたベランダの空はとても綺麗でとても心地が良かった。