『すみれ』という名前の焼き鳥屋チェーンをご存知だろうか。鳥取県の大山(だいせん)という山で育てられた大山どりを専門とした焼き鳥屋さんである。島根県安来市に住んでいた私からすると、鳥取の大山は特別な山だ。県は違えど私の街から大きく大山が見え、いわば私たち安来市民の心のふるさとである。私の出身中学校である安来市立第一中学校の校歌も『東(ひんがし)に、大山そびゆ~』という歌詞から始まるのだ。そんな大山で育てられた大山どりを扱う『すみれ』が私の住む武蔵小杉に居を構えている。
私は妻としばしばそのお店に行く。数か月に一回程度の頻度だろうか。特別美味しいわけではないが、リーズナブルな値段でそれに見合ったお味である。12月2日の月曜日、仕事終わりの私たちは武蔵小杉の駅で合流し、久々にすみれを訪れた。大山どりのから揚げがとても美味しくてびっくりした。あれ、すみれってこんなに美味しかったっけ?と思って満足した。
シェイクシャックはニューヨーク発祥のファストフード店である。いわゆるワンランク上のマクドナルドやモスバーガーのようなものを想像していただければよいだろう。私がはじめてシェイクシャックに行ったのは社会人一年目に会社の研修でニューヨークに行ったときだ。滞在していたホテルに隣接していたこともあって研修中は毎日のように行っていた。妻がニューヨークに来た際にも一緒に行った。その時は注文を妻が英語でしてくれたのだが、『チーズ』という単語を店員が聞き取ることができなかった。妻にとっても思い出深いお店だ。
そんなシェイクシャックが日本にもいくつかあり、先日、青山の外苑いちょう並木にある店舗に行った。いちょうが綺麗に色づいていたこともあり、かなり人が多く、30分ほど待ったが、いつも通り美味しいシェイクシャックを味わった。
シェイクシャックでお腹いっぱいになった私たちは、そこからすぐ近くの神宮のバッティングセンターに行った。妻のバットのスイングは驚くほどゆっくりであったが、それでも何度かボールに当たっていた。
バッティングセンターから原宿の方へ歩いている最中に、新しい国立競技場や不思議な建物があって素晴らしい散歩道であった。