渋谷のハチ公と岡本太郎記念館

渋谷の松濤にある良い感じのイタリアン

1月と2月は私の両親の誕生日なので、それを祝して松濤のイタリアン「オステリア アッサイ」に行った。2月11日のことだ。待ち合わせはハチ公前にしたが、周辺は人々で溢れかえっていて待ち合わせ場所としてはもはや最適ではないのでは。。と感じた。

そこから歩くことおよそ10分、渋谷駅周辺の喧騒を抜けると松濤と呼ばれる閑静な住宅エリアが現れる。「オステリア アッサイ」はそこにひっそりとたたずむ隠れた名店だ。

どの料理に丁寧に味付けされている印象で、とても美味しかった。特にトリュフのオムレツは香り豊かで格別のお味だった。

芸術は爆発だ
お腹を満たした我々一行は表参道にある「岡本太郎記念館」に行った。
晩年、彼が実際にアトリエ兼自宅として使っていた場所が今は記念館となっているのだ。初めて訪れたが、今でも彼の熱意がその空間に残っているようないないような、不思議な感覚がした。彼が残した芸術はとてもカッコよくお洒落で、最近特に人気が出てきたようにも感じる。もしかしたら、彼の感性に時代がようやく追いついたのかもしれない、、なんてことを考えながら作品を眺めていた。
話は変わるが、岡本太郎の名言の一つに「芸術は爆発だ」という言葉がある。この言葉にまつわる思い出が私には一つある。私が高校生の時の話だ。高校一年生の夏、体育祭の開会式で校庭に全校生徒が集まった。マイクの前に立った校長先生によるお言葉はとても短かった。「岡本太郎の言葉に「芸術は爆発だ」とありますが、えー、みなさんにはこの言葉を送ります。「青春は爆発だ!」。以上。」
あまりにも短いスピーチにみんなポカンとしていたが、私の胸には深くその言葉が刺さった。「そうか、青春も爆発なのか。。。」、と16歳の僕は笑みを浮かべて小さく呟いた。

     

表参道のお洒落カフェ
岡本太郎記念館で20分ほどどのグッズを買って帰るか悩んだ挙句、結局どれも買わずに建物を出た。それから私たちは近くの「フラミンゴカフェ グラッセリア青山店」に入った。ドアの取手や店内の椅子もお洒落で、さすがは表参道のカフェ、といった感じだった。

実家で父の友人家族と団欒
父の会社の同僚(Mさん)の4歳になる娘さんがピアノを始めたらしく、それに関して私の妻に色々とお話が聞ければということで、2月16日、板橋の実家でみんなで集まってご飯を食べた。どじょうすくい饅頭を大野屋というスーパーで見つけたのでそれを買って行ったら、Mさんも私の両親も懐かしがっていた。私はそれを島根で食べた記憶はないが。。。